「なんで売ったの?」アライグマに心が痛む……外来種本への思い

「『タヌキに似てるがタヌキじゃねー!」というセリフとともに描かれるアライグマ=ウラケン・ボルボックスさん提供

「外来種」ってどんなイメージがありますか。厄介者、怖い、悪いやつら……。でも、イラストレーターのウラケン・ボルボックスさん(@ulaken)が出した本「侵略!外来いきもの図鑑 もてあそばれた者たちの逆襲」に描かれた彼らは、愛嬌さえ感じる姿。ジョークとともに自らの境遇を訴えます。単純に悪者扱いはしない、でも、起きている問題からは目をそらさない。本に込めた思いを聞きました。(朝日新聞記者・杉浦奈実)

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