「虫がすめない環境、やがて人間も……」絶滅寸前のチョウ守る研究者

牧内昇平

東京・足立区生物園で飼育されているツシマウラボシシジミ。枝に止まっているメスの上をホバリングするオス=2019年4月18日、竹谷俊之撮影

絶滅の危機に直面している長崎・対馬に生息のチョウ「ツシマウラボシシジミ」。このチョウを救う活動が東京都内の足立区生物園で6年前から続いています。ツシマウラボシシジミを絶滅から救うことはできるのでしょうか。チョウの研究者で希少種の保全に取り組む矢後勝也・東京大助教(48)に聞きました。(朝日新聞記者・牧内昇平)

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