絶滅寸前のチョウ救う、小さな生物園の挑戦 飼育員たちのあふれる愛

牧内昇平

ツシマウラボシシジミの産卵を観察する飼育員の水落渚さん=2019年4月22日、東京都足立区の足立区生物園、牧内昇平撮影

東京都内の小さな生物園が、人知れず貴重な取り組みを続けています。野生下ではほとんどいなくなってしまった絶滅危惧種の小さなチョウ「ツシマウラボシシジミ」を絶滅から守るため、園内で飼っているのです。7年目に入った絶滅危惧種の人工飼育。飼育員たちの「生き物愛」が、種の保全に大きな役割を果たしています。(朝日新聞記者・牧内昇平)

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