車いすとベビーカーユーザーが語った「自立求める社会」の寂しさ

神戸 郁人

車いすと、ベビーカー。それぞれの利用者が、鉄道を使う時に感じる困難さは、意外と似通っています。当事者たちの言葉には、自分と異なる境遇にある人との接し方に関する、ヒントが詰まっていました。(画像はイメージ)

 駅構内の階段に、列車のドアとホームの隙間や段差。車いすユーザーにとっては、移動の妨げになるものです。実は、ベビーカーでわが子を運ぶ親御さんにとっても、他人事ではありません。エレベーターが見つからない焦り。満員電車に乗り込む時の怖さ。立場を問わず、使いやすい公共空間をつくる上で、みちしるべになるものとは? 車いすとベビーカー、それぞれの利用者に語らってもらいました。「コミュニケーション」の大切さと、「自立を求める社会の寂しさ」について考えます。(withnews編集部・神戸郁人)

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