京都の花街、常連が味わえる芸妓の仮装大会「お化け」とは?

佐藤慈子

お座敷で弾ける芸妓たち=2月2日

京都に詳しい人でもなかなか体験できない遊びがあります。それは花街の「お化け」です。年に1度、節分の夜だけ、芸妓さんたちが、ふだんは絶対にしない格好に仮装したまま普通に横断歩道を渡ったりして、お茶屋からお茶屋へはしごしまくって、お客さんをもてなします。3年かけて撮影できた「お化け」の現場。そこで見たのは、SNSにアップされた写真だけでは味わえない「遊びの心意気」でした。

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