「学校に行かない選択肢があっていい」 不登校の子と母に訪れた転機

平成家族

小倉美樹さん(右)と長男の時駆(はるく)さん=2018年11月、京都府長岡京市、沢木香織撮影

 不登校になる子どもは平成に入って増えています。文部科学省の調査では、年間30日間以上学校を休む小中学生は、2017年度に14.4万人。68人に1人の割合です。それでも、「学校に行くのは当たり前」という考えは根強く、時に不登校の子どもや親を悩ませることも。子ども3人が不登校となった女性も、最初は「学校に行った方が良い」と思っていましたが、いまは「行かない選択肢があっても良い」と考えるように。変化の経緯を聞きました。(朝日新聞記者・沢木香織)

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