おっさんテツ記者の「運転士」体験 「前方よし。出発、しんこー」

テツ歴ウン年の記者(中央)が50歳の「運転士」体験

 琵琶湖の東側、滋賀県の米原から彦根などを結ぶ近江鉄道。電車は全部西武鉄道のお古で、揺れと音から「ガチャコン」のあだ名で親しまれてきました。とは言え経営は厳しく、車内でビール飲み放題の「ビア電」などイベント電車に知恵を絞ってきました。最近のヒットは、彦根駅構内で実際に電車を運転する「運転体験」。参加費1万円にもかかわらず、毎回抽選になる人気企画です。彦根駐在4年目、テツ歴ウン年の記者がふと申し込んだら……当たっちゃいました。50歳の「運転士」体験です。(朝日新聞彦根支局・大野宏)

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