「豆腐一丁を家族で分け合う国」石田ひかりさんと考える日本の貧困

神戸 郁人

俳優の石田ひかりさん(左)が、「フードバンク山梨」理事長の米山けい子さんと、貧困の見えづらさを語らいました。

 「子どもの貧困に正直、実感がありませんでした」。俳優の石田ひかりさんは、そう語ります。自身も2人の子どもを育てている石田さん。お金がなく、食べ物に困る家庭がある現実との距離を感じてきたそうです。一方、困窮世帯に食料支援を行う「フードバンク山梨」の米山けい子理事長は、「豆腐一丁を分け合う家庭がある」と語ります。なぜ、日本では貧困が見えにくいのか?低収入にあえぐ家族に、どう手をさしのべられるのか?「フードバンクの日」に当たる今日、二人の対談から考えます。(構成:withnews編集部・神戸郁人)

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