「僕は日本人で地球人」 黒い肌、アフロ受け入れた副島淳さんの思い

神戸 郁人

「今は人間や情報が世界中を行き交う時代。国の『外』とか『内』とかいった定義で、地球を分けてしまうのは時代遅れだと思います」と語る、タレント・俳優の副島淳さん=松本俊撮影

 「自分の外見に悩み、家族を責めてしまいました」。日本人と米国人の両親を持つ、タレントで俳優の副島淳さん(34)は、幼い頃をそう振り返ります。黒い肌に大きなアフロヘア、2メートル近い長身。明るいキャラクターも手伝い、NHKの朝の看板番組「あさイチ」でリポーターを務めるなど、今やお茶の間の人気者です。しかしかつては、その見た目から教室で孤立し、周囲に溶け込めなかったといいます。そんな副島さんに聞きました。「外国人っていう呼び名、どう思いますか?」(withnews編集部・神戸郁人)

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