北朝鮮で「VRゴーグル」に出会うとは…秘密都市で見たもう一つの顔

峯村健司

平壌教員大学でVRの専用ゴーグルを着けて授業をする学生=2018年9月7日、峯村健司撮影

 日本でも映画館やイベントなどでVR(仮想現実)の技術が使われ始めています。先端技術とはかけ離れた木炭自動車がいまだに街中を走っている北朝鮮。ところが、私が北朝鮮当局者に案内された大学では、学生の教育実習にVRのほか、人工知能(AI)まで使われていました。専用のゴーグルをつけた女子学生たちが並ぶ姿を見ていると、まるで未来の世界に飛び込んだ錯覚になりました。(朝日新聞国際報道部・峯村健司)

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