30代で「余命宣告」受けたSNS相談員、生きづらさ抱える若者への答え

「生きたい」という気持ちが原動力になっていると話すゆきこさん=ひろ・あおき氏撮影

 難病を抱え「生きていることが奇跡」と告げられながら、若者の悩みを受け止めるSNS相談員になった女性がいます。原因不明の「しんどさ」に襲われ、学校に通えなくなった中学時代。そのしんどさを信じてもらえず、自ら命を絶とうとしたこともありました。関西在住で30代のゆきこさん(仮名)は、原因が難病だったことが判明した後も、闘病しながら、命に向き合ってきました。(朝日新聞新聞記者・松川希実)

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