納棺師が「儀式」の時、考えていること 始めた当初は「疑問だらけ」

白装束を着せる鳥羽みゆきさん

 2009年に米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」。主演の本木雅弘さんが演じた「納棺師」に、注目が集まった。富山市の鳥羽みゆきさん(43)は、故人の体を清めて整え、家族らとのお別れの時間を作る納棺師の仕事を、「使命」だと感じながら向き合っている。納棺師はどんなことを考えて、儀式をしているのか? 様々な死を目にしてきた鳥羽さんに聞いた。(朝日新聞富山総局記者・吉田真梨)

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