「ゴミの島」とは言わせない 権力と闘った住民が語る、成功の秘密

岩井 建樹
朝日新聞 相続会議編集長

廃棄物を撤去するため闘った石井亨さん

 「ゴミの島」と呼ばれてきた島があります。瀬戸内海に浮かぶ、香川県・豊島(てしま)。不法投棄された大量の廃棄物を撤去しようと、島民は闘い抜きました。この島でいったい何が起こったのか。住民リーダーの一人で、「もう『ゴミの島』と言わせない 豊島産廃不法投棄、終わりなき闘い」(藤原書店)を3月に出版した石井亨さん(58)に話を聞きました。

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