大阪北部地震で活躍、阪急「ゴールデンオリーブ」シートのこだわり

阪急電鉄の座席シート。ゴールデンオリーブと呼ばれる上質感漂う緑色で知られる=阪急電鉄提供

 6月18日朝に大阪府北部を襲った最大震度6弱の地震で、阪急電鉄(本社・大阪市)の車両の座席が意外な活躍を見せました。駅と駅の間で緊急停止した車両からの脱出シートとして使われた光景は、SNSなどで話題を集めました。関西人にはおなじみの座席は、素材にアンゴラヤギの毛が使われているこだわりのアイテム。「ゴールデンオリーブ」と呼ばれるシートをフカボリ取材しました。(大阪社会部記者・波多野大介)

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