「生まれつき全盲」でも映画監督に 先入観をくつがえす「撮影現場」

永田篤史
朝日新聞記者

全盲の映画監督、加藤秀幸さん

 生まれつき目が見えない障害を抱えたまま、映画監督になる夢を叶えた人がいます。このほど完成したデビュー作は、なんとSFアクション。レゴブロックを使って位置関係を把握し、ストーリーを説明する「絵コンテ」の代わり「サウンドコンテ」を活用。驚きの撮影現場から見えたのは、映画監督に必要な「本当の資質」でした。

続きを読む