極秘だらけの最新鋭潜水艦に迫る! 見つかったら最期の「音の戦い」

藤田 直央
朝日新聞編集委員

海上自衛隊の最新鋭潜水艦「そうりゅう型」で「○○りゅう」と名がつく9番目として、三菱重工から引き渡された「せいりゅう」と乗組員。活動は極秘で、この艦名の塗装も敵の識別を助けないよう出港後に消される=3月12日、神戸市兵庫区の三菱重工神戸造船所

 「音の戦い」。潜水艦に乗る人たちは、深海での駆け引きをそう言います。海上自衛隊は冷戦期はソ連、今は中国の海洋進出の牽制に力を入れますが、潜水艦の活動は秘密に包まれています。少しでも迫ろうと、最新鋭艦の出発式があった神戸と、潜水艦部隊の拠点で艦内取材を許された横須賀へ行ってきました。(朝日新聞専門記者・藤田直央)

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