「がれきの写真は見飽きた」の言葉に……記者を辞め被災地の職員に

岩崎 賢一
朝日新聞VMエディター

気仙沼市役所の震災復興・企画課に勤務する中居慶子さん=2018年2月14日、宮城県気仙沼市

 故郷を襲った東日本大震災の後、一人の後輩ジャーナリストが新聞社を去りました。復興に寄り添うって何か? 悩んだ彼女は、身近な人の死を経験した人を支援するグリーフケアに飛び込み、今は被災地の市役所で復興に携わっています。震災から7年、「元ジャーナリスト」が今伝えたいことは何か? 話を聞きに宮城県気仙沼市を訪ねました。

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