女人禁制の土俵、いまも賛否 「女性総理になったら、杯を誰が…」

東京150年

太田房江氏(左)は大阪府知事時代の春場所表彰式で、府知事賞を直接手渡したい意向を示し、土俵の女人禁制が焦点となった

 女性が大相撲を自由に観戦できるようになったのは、江戸が東京になってからです。それから150年近くが過ぎましたが、いまも女性は国技館の土俵には立てません。「いつか女性総理が生まれたら、内閣総理大臣杯を誰が授与するのか…」。今でも賛否が分かれる女人禁制。その歴史を振り返りました。(朝日新聞記者・抜井規泰)

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