「お前らちゃんとしろよ」は本当に効果ありますか?湯浅誠さんの問い

今まだ日本に根強く残る「あるべき論」が、ひきこもり当事者を苦しめています。「このままだと社会が多様化すればするほど、生きづらくなる」と話すのは、社会活動家の湯浅誠さんです。

ソロジャーの時代

社会活動家であり、法政大現代福祉学部教授の湯浅誠さん

 12月、ひきこもり当事者・元当事者が主体となった株式会社「ウチらめっちゃ細かいんで」が設立されました。参画した当事者は「外に出たい、仕事をしたいと思っても、選択肢がなかった」と話します。その背景には、今まだ日本に根強く残る「あるべき論」が、当事者を苦しめています。「このままだと社会が多様化すればするほど、生きづらくなる」と話すのは、社会活動家の湯浅誠さんです。多様性の強みを発揮するためには、どうしたらいいのでしょうか?

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