社長になりたくない!データで読み解く「新人」たちの「平成30年史」

篠 健一郎

温泉旅館で太いゴムホースをたたき付け「やる気!やる気!」と叫ぶ社員(1969年9月)。高度成長時代はこうした「モーレツ社員」がたくさんいた。

 社長になりたい! そんな若者が減ってきています。日本生産性本部の新入社員の意識調査によると、「どのポストまで昇進したいか」という問いに対し、1970年は3割の人が「社長」と答えていました。それがここ数年は1割程度に下がっています。「平成の30年間」で「新人類」たちに、いったい何が起きたのか? 外資系コンサルからITベンチャーを立ち上げた社長、緒方憲太郎さんと一緒に振り返ります。

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