月17万円でも苦しい…「理想の貧困」の誤解、家計簿でくつがえす

原田朱美

実際の貧困家庭の収入で家計簿をつけるワークショップがある(画像はイメージです)

 「飢えて倒れるほどではないけれど、貧困状態」という子どもの暮らしって、想像できますか? 子どもの貧困問題は、極端に貧困な子どもに注目が集まりがちですが、生活保護を受けてはいないけれど、生活が苦しいという家庭も少なくありません。そういう家庭の家計簿をつけてみることで、どんな暮らしなのかを理解するワークショップを考えた人がいます。聞いてみました。(朝日新聞東京社会部記者・原田朱美)

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