担いだ神輿500基!全国から声が掛かる「お祭り男」宮田宣也の生き様

金澤 ひかり
朝日新聞記者

祖父が造った神輿を担ぐ宮田宣也さん

 6年の間に全国で500基の神輿(みこし)を担いだ男がいます。人々を選別し、分断するかのようなスローガンが掲げられ、ネットで攻撃的な言葉が飛び交う時代に「祭りには人がつどい、集まった人同士で話をして縁がつながる」とその価値を訴えます。その存在は海外にも知られ、映画化の話も進んでいます。大学でバイオ燃料を学ぶ普通の学生だった彼は、なぜ現代の「お祭り男」になったのか? 話を聞きました。

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