AV強要「一通の告発メール」手渡されたピル「肌もきれいになるから」

高野 真吾

昨年AV強要被害に遭った20歳の女子学生が撮影の合間に自撮りした画像。不本意でAV女優になったが、撮影本番中は明るく振る舞ったという(画像の一部を加工しています)

 AV出演強要問題を取材する記者の元に届いた「一通の告発メール」。それは今は20歳になった女子学生が、強引に業界に引きずり込まれたと訴えるものだった。連絡を取り話を聞く中で、女子学生は所属プロダクションから低用量のピル(経口避妊薬)を渡され、飲むように指示されていたことを証言した。また、撮影が原因と思われる性病にもかかっていた。(朝日新聞記者・高野真吾)

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