石像400体、モデルは「普通の人」 富山の謎スポット、誰が作った?

ピースをする石像。お地蔵様ではなく「普通の人」が400体=富山市、高億翔撮影

 富山市の深い谷「神通峡」に沿って岐阜との県境をめがけて国道41号を車で走っていくと、対岸に数え切れないほどの灰色の像が並んでいます。公園? 宗教施設? 新手の墓…? 「一体、何なのだろう」と気になったので、引き返して対岸に渡ることを決心しました。そこにいたのは、普通のおっちゃんの石像。もちろん、おばちゃんも。子どもも。誰が何のために?調べてみました。(朝日新聞富山総局記者・高億翔)

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