「WELQ難民」仕事求めてクラウド漂流 個人では無理、集団で「営業」

「今もWELQ問題を何とも思っていない人たちがいる」と語るウェブデザイン会社の代表を務める20代の男性

 DeNAが手がけていた医療・健康情報サイト「WELQ」(ウェルク)を始めとする同社の「キュレーションサイト」が実質休止状態になってからおよそ2カ月。執筆者のバイトを集めた「クラウドソーシング」には、今も多くの仕事がアップされています。仕事を頼む側には他サイトからの「パクリ」や「コピペ」に神経をとがらせるなど改善の動きが見られるなか、一連の問題によって仕事が減った「WELQ難民」といった現象も生まれているようです。現場では何が起きているのか。取材しました。(朝日新聞編集委員・須藤龍也)

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