オスプレイが降ってきた 米国から見た故郷 大学生監督のモヤモヤ

「人魚に会える日。」の監督を務めた仲村颯悟さん

 オスプレイの事故、普天間飛行場の移設工事再開――。沖縄出身の慶応大3年で、映画「人魚に会える日。」の監督を務めた仲村颯悟(りゅう・ご)さん(20)は、留学先の米国でそのニュースを知りました。映画では、基地と隣り合わせの環境で育ち、賛否では割り切れないモヤモヤを抱える若者たちを描きました。脚本に、仲村さんは「オスプレイおちたことないし」というセリフを書きました。その「事実」が変わってしまった衝撃、大人たちが口にする「またか」の言葉の意味――。改めて考えたことを、つづってくれました。

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