ソウル「自殺の橋」で助け求める若者たち 背景に広まる「ヘル朝鮮」

生きづらさを地獄に例えた言葉がはやる。

GLOBE編集部

麻浦大橋の欄干には「話さなくても分かるさ」と自殺を思いとどまらせる言葉があった=ソウル

 グローバル化の波に乗り、また翻弄されてきた韓国。ソウルの発展の象徴だった漢江では近年、自殺をしようとする人が急増しています。背景の一つにあるのが、高い失業率に代表される若者の生きづらさ。その生活を地獄に例えた「ヘル(Hell)朝鮮」という言葉が、20代や30代を中心にはやっています。(神谷毅)

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