ドイツ「裸族の宴」に潜入 敷地内は別世界…若者離れで存続の危機

玉川透
朝日新聞国際報道部記者

海水浴を楽しむFKKの家族会員=独ヌーディスト・クラブ協会提供

 何を隠そう、ドイツは「裸の王国」だ。夏の海や湖の畔で、一糸まとわぬ老若男女が自由を満喫する習慣が脈々と受け継がれている。その名も「自由肉体文化」。ナチス時代や共産主義政権下でも廃れなかった庶民の娯楽が今、存続の危機にあるという。その伝統文化に、裸でお付き合いしてみた。

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