不思議な名前の魚屋「フーリオ水産」 ペルー人に継がせた親方の思い

町の魚屋さんを継いだフーリオ・セサルさん(左)

 横浜南部のベッドタウンの駅前にある小さな魚屋「フーリオ水産」の店主、フーリオ・セサルさん(34)は南米ペルー生まれ。鮮魚や刺身、干物が並ぶ魚屋を、コロンビア出身の妻サンドラさん(39)と一緒に切り盛りしています。中学生の時に彼を魚屋に紹介した校長先生、魚のさばき方から読み書きまで教えた親方…。たくさんの人との出会いが、彼を支えてきました。(朝日新聞横浜総局記者・太田泉生)

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