銃の犠牲者追悼→帰りに銃撃戦→12歳死亡 アメリカの銃社会って…

銃撃戦の捜査をする地元警察=ノックスビル警察のフェイスブックから

 米南東部のテネシー州ノックスビルで1カ月ほど前、12歳の少年が銃撃戦に巻き込まれ、頭を撃たれて死亡する事件が起きました。銃によって命を奪われた15歳のいとこを追悼するバスケットボールの試合を観戦した帰り道のことでした。AP通信や地元メディアが警察当局などの話として伝えています。米国では銃規制についての是非が常に議論になっていますが、子どもが命を落とすケースは今も頻発しています。今回のノックスビルの事件は、米国の「銃社会」を象徴するような出来事です。(朝日新聞国際報道部記者・西山明宏)

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