「意識高い系」で失ったもの ボランティア・政治参加、阻む無力感
安保法制に反対するデモに参加する若者ら=2015年11月8日
「頑張る学生を『意識高い系』と批判して足を引っ張ることは、社会的な損失だ」。意識高い系という言葉にはいま、こんな批判が寄せられています。ボランティアや就活イベントに広まる「一人でやってくる現象」、社会は変えられないという無力感。一体、何が起きているのでしょうか。(朝日新聞 東京社会部記者・原田朱美)