「岩も気持ち良くさせたい」 異能の緊縛師、一鬼のこが語る縄の極意

異能の緊縛師、一鬼のこが語る縛りの極意。光る縄を操り、岩などの自然さえも縛ってしまう。世界からも注目される鬼のこが目指す、「アートとしての縛り」の神髄とは。

神庭 亮介

緊縛師の一鬼のこさんが縛った岩

 「緊縛」という言葉の響きから、何を思い浮かべますか。変態、怖い、気持ち悪い…。何となく近寄りがたい印象を持っている人も多いかもしれません。そんなイメージを覆すような活動を展開しているのが、緊縛師の一鬼のこさんです。岩を縛ったり、光る縄でパフォーマンスをしたり。芸術性の高い作品は、海外でも注目を集めています。「アートとしての縛りを確立したい」という鬼のこさんに、縄の極意を聞きました。 

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