補助犬「入店拒否」問題 実は「日常茶飯事」…2020年への悩みも

大阪の百貨店に入る二つの飲食店で、聴導犬同伴の女性が「入店拒否」された問題。「身体障害者補助犬法」の〝生みの親〟に取材しました。

長谷川健
withnews編集部

補助犬法「生みの親」の高柳友子さん(右)と、横浜市の介助犬ユーザー・佐藤美樹さん。中央に介助犬「いろは」=長谷川健撮影

 大阪の百貨店に入る二つの飲食店で、聴導犬同伴の女性が「入店拒否」された問題。ネット上では大きな反響がありました。「いまだに拒否されるんだ」と驚きの受け止めもある一方で、「実際のところ補助犬って清潔なの?」「飲食店だって拒否できる場合があるのでは」などの声も。補助犬の受け入れなどを取り決めた「身体障害者補助犬法」の〝生みの親〟で医師の高柳友子さんによると、入店拒否は「日常茶飯事」で、2020年パラリンピックへの危惧も浮上するなど、様々な悩みがありました。

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