レインボーフラッグ、なぜLGBTの象徴に? 旗に「命がけの歴史」

性的少数者(LGBT)の権利を求める運動の象徴「レインボーフラッグ」。実は6色しかない旗。そこには、命がけだったLGBT運動の歴史がありました。

1978年に「レインボーフラッグ」を考案したギルバート・ベーカーさん=2015年6月26日、サンフランシスコ、宮地ゆう撮影

 米最高裁が、米国の全州で同性婚を認める判決を出したのに合わせ、フェイスブックのアイコンを虹色に変える人が増えています。これは性的少数者(LGBT)の権利を求める象徴「レインボーフラッグ」にちなんでいます。虹といえば7色ですが、実は旗の色は6色。1978年に旗が誕生した時は8色でした。今では多くの人が知るようになった「レインボーフラッグ」。そこには、命がけでLGBTの権利を求めてきた運動の歴史がありました。

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