なでしこ有吉佐織、「元キング」が先取点 FWから名サポート役へ

サッカーの女子W杯カナダ大会、オランダ相手の決勝T1回戦で先取点をあげた有吉選手。今はSBですが、もともとは「キング」と呼ばれたFWでした。

女子W杯、日本―オランダ戦。前半、先制ゴールを決める有吉(右)=2015年6月23日、高橋雄大撮影

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会、日本代表は23日の決勝トーナメント1回戦でオランダに2―1で勝ち、2大会連続3度目の準々決勝進出を決めました。オランダ戦で先取点をあげた有吉佐織選手、今はサイドバック(SB)ですがもともとはフォワード(FW)で、攻撃の要。あだ名は「キング(王)」でした。高校卒業後、サポート役に徹するSBに自分の道を見いだします。そこには、彼女なりのこだわりがありました。

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