クラウドソーシング、なぜ低賃金? 待遇改善へ業界団体 値崩れ防ぐ

急成長する「クラウドソーシング」は、低賃金労働になりやすいという問題点も指摘されています。このほど、待遇改善に向けた業界団体が生まれました。

奥山晶二郎
サムライトCCO

場所や時間の融通が利く反面、単純作業は低賃金になりがちな「クラウドソーシング」

 ネットで仕事を受注する「クラウドソーシング」は、新しい働き方として注目されています。一方で、単純なデータ入力作業などは低賃金労働になりがちで、生計を立てられる人は一部の人、というのが現状です。最近では、待遇改善に向けて、発注側の企業と働き手の間に仲介企業が「交渉役」として入り、「クラウドソーシング」を安定した働き方として定着させようとする動きが出ています。

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