機長はなぜ、ドアを開けられなかったのか テロ対策が裏目 独機墜落

ドイツ機の墜落事故。機長はなぜコックピットに戻れなかったのか。以前は外からも開けられた操縦室のドア。テロ対策で安全を優先させたことが、裏目に出てしまったようです。

2001年の米同時多発テロ以前は、外からも開けられた操縦室のドア。ドイツの旅客機では、機長が閉め出された可能性が指摘されている

 フランスの山中に、乗客乗員計150人を乗せたドイツの格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機が墜落した事故。これまでの調べで、副操縦士が機長をコックピットから閉め出していた可能性が指摘されています。以前は外からも開けられた操縦室のドア。テロ対策で安全を優先させ、内側からしか開けられなくしたことが、裏目に出てしまったようです。

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