ネットの話題
口に当てて自撮りしたら映える! ピューマの口元を再現したクッキー
売店スタッフや飼育員が協力して誕生したという商品です
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売店スタッフや飼育員が協力して誕生したという商品です
盛岡市動物公園ZOOMOで販売している、ピューマの口元を再現したクッキーがSNS上で注目を集めています。売店スタッフや飼育員が協力して誕生したという商品について取材しました。
先月下旬、ZOOMOのX(旧ツイッター)アカウントがこんなつぶやきを投稿しました。
添付された画像に写っているのは、ピューマの口元を再現したクッキーと、園で飼育しているピューマ「タフ」の口元です。
少しデフォルメしつつも可愛らしさのあるこのクッキーに対して、「激烈に可愛い」「こういう愛が直接感じられるの好き」といったコメントが寄せられ、いいねは3万1千を超えています。
ついに!完成しました!!売店スタッフ考案オリジナルお菓子『ピューマの“ここ”クッキー』“ここ”?とは⁉ここです!!
— 盛岡市動物公園 ZOOMO (@moriokazoo) April 27, 2024
口元にもってきて写真を撮れば…!SNS映え間違いなし!?なピューマになれちゃいます♪パッケージイラストは飼育担当のイラストを元に作ったここにしかないクッキーです! pic.twitter.com/boCNqGBgfE
「昨年4月の園のリニューアルオープンに合わせての商品化を検討していたアイデアの一つで、約1年遅れて先日発売となりました」
そう話すのは、企画営業広報チームのリーダー・森敦子さんです。
チームメンバーである売店スタッフのアイデアがきっかけで誕生したこのクッキー。
発案者が調理師免許を持っていたこともあり、実際にクッキーを焼いて試作。
デザインを決めるにあたっては、間違いがないように飼育員からも意見を聞いて作ったそうです。
「味だけでなく、口元にもってきて写真を撮ることでSNS映えするようにサイズなども検討しました」
売店が「繋がる」をコンセプトにしていることもあり、動物たちのファンになってもらい、思い出を持ち帰ってもらいたい、という思いからグッズを企画しているとのこと。
タグに描かれているピューマのイラストは飼育員が描いたものがベースになっており、裏面には豆知識も書かれています。
「ピューマを選んだ理由も、県外から訪れて何時間も観察してくれるファンがいるからなんです」
Xの投稿が話題になったことについては、こう話します。
「動物園の売店としてではなく、街の雑貨屋さんとも勝負できるように取り組んでいます。食べて楽しむだけでなく、撮影も楽しんでください」
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「ピューマの“ここ”クッキー」は1枚入りで価格は税込み814円。モデルになったタフの誕生日8月14日にちなんでいるそうです。
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