ネットの話題
高速道路の料金所みたいでわかりやすい！ 両国駅の改札案内が話題に
設置の経緯を取材しました
混雑時もICカードに対応した改札機がどこにあるか一目瞭然です――。両国駅に設置されたそんな案内板がネット上で注目を集めています。設置の経緯を取材しました。
ETCレーンの案内板にそっくり
本日、大相撲九月場所が千秋楽を迎える両国国技館。
話題になっている看板は、最寄り駅であるJR両国駅の西口改札前の柱に設置されています。
複数ある改札機のうち、どれが切符・ICカードに対応しているかを案内するための看板。
見た目は、高速道路の料金所前に設置されているETCレーンの案内板にそっくりです。
黄色で「きっぷ」、緑色で「IC専用」と大きく書いた下に、切符対応の改札機については矢印で進行方向を示しています。
先日、この案内板がSNS上で紹介されると、「想像以上に高速だった」「こういうの流行ってほしい」といったコメントが寄せられています。
JR東日本千葉支社に聞きました
「2020年4月から設置しているもので、考案者は当時両国駅に勤務していた社員になります」
そう話すのは、駅を所管するJR東日本千葉支社の担当者です。
最寄りにある両国国技館は、東京2020オリンピックのボクシングの会場でもありました。
大相撲場所中の混雑時や、オリンピックを観戦に来た外国人にもわかりやすいようにと、案内板を設置。
誰もが反応しやすいものとして、高速道路のレーン案内看板をイメージして作ったそうです。
「お客さまから特にご意見をいただいていませんが、駅係員はイベント時に効果が出ているように感じているそうです」
注目を集めたことについて「話題となったことは驚いております。今後もわかりやすくスムーズにご利用いただける駅づくりに努めてまいります」と話していました。
高速道路の料金所みたいでわかりやすい！ 両国駅の改札案内が話題に
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