ネットの話題
公式のブックカバーが「バーモントカレー」 未来屋書店が謎のコラボ
コラボ実現の経緯を取材しました
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コラボ実現の経緯を取材しました
「みんなこのバーモントカレーをみてくれ……実はこれ、ブックカバーなんだぜ……」。イオングループの書籍専門店「未来屋書店」のそんなSNS投稿が注目を集めています。コラボ実現の経緯を取材しました。
未来屋書店 Bookmark Lounge cafe 碑文谷店のX(ツイッター)アカウントが7日、こんな投稿をしました。
添付された画像に写っているのは、ハウス食品の「バーモントカレー」そっくりなブックカバーです。
この投稿に対して、「控えめに言ってもものすごく欲しい」「電車内とかで見かけたら吹いてしまうかも」といったコメントが寄せられ、いいねは5000を超えています。
みんなこのバーモントカレーをみてくれ……
— 未来屋書店 Bookmark Lounge cafe 碑文谷店 (@ms_himonya) September 7, 2023
実はこれ、ブックカバーなんだぜ……
と、いうわけで!
今日から未来屋書店で文庫を買うと
いつもの未来屋書店のカバーではなく
バーモントカレーカバーです!🍛
(いつものカバーもあります) pic.twitter.com/ElWiDEK1M9
「書籍とほど遠い業界とコラボさせていただくことで、双方のお客様にアピールできるのではと考えました」
そう話すのは、未来屋書店商品企画グループのマネージャー・北田秀明さん。
バーモントカレー60周年を記念してのコラボで、文庫本を購入するとブックカバーとしおりがもらえます。
デザインはバーモントカレーのパッケージにそっくりなものと、イラスト風のものの2種類。
9月7日から配布が始まり、10月21日までを予定していますが、なくなり次第終了だそうです。
🍛よりバーモントカレー感を出すコツ🍛
— 未来屋書店 Bookmark Lounge cafe 碑文谷店 (@ms_himonya) September 9, 2023
①厚さ約2.5cmくらいの文庫を選ぶ
②背表紙もしっかり折る
ちなみに京極夏彦先生の『姑獲鳥の夏』が!
約2.5cmです!! https://t.co/dNO3YO5W5Y pic.twitter.com/i5LzJqRjlB
大手総合印刷会社の仲介によって実現したという今回のコラボ。
ハウス食品側としても「未来屋書店はイオンモール内に多くあるのでファミリーでの来店が見込める」「本屋は信頼感のあるイメージがある」といったメリットがあったようです。
ところで、なぜ辛口や中辛ではなく甘口のデザインなのか?
「ハウス食品様では広告などの象徴的なイメージとして使用するのが甘口とのことで、甘口にさせていただいております」と北田さん。
すでに「おもしろい」「かわいい」といった反響が寄せられているという今回の企画。
碑文谷店の投稿が話題になったことについてはこう話します。
「日頃からご欄いただいているお客様がたくさんいらっしゃるおかげで、話題になることができました。お客様にもスタッフにも感謝感激です。第2弾の投稿もおもしろいのでぜひチェックしてみてください」
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