ネットの話題
思わず写真を撮りたくなるシャッター! マルマン工場での1枚が話題
投稿したマルマンの担当者に話を聞きました
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投稿したマルマンの担当者に話を聞きました
マルマンのロングセラー「図案スケッチブック」が描かれたシャッターがツイッター上で注目を集めています。投稿したマルマンの担当者に話を聞きました。
1958年に量産を開始した「図案スケッチブック」。
画用紙表面のシボと呼ばれる凸凹が特長で、アマチュアからプロまで愛用する定番品です。
ひと目でわかる印象的な表紙は、デザイナー・奈良部恵三氏によるもの。
黄色と深緑色が交差する大胆な構成のなかに「Sketch Book」というちぎり絵風のロゴが入っています。
そんなデザインが施されたシャッターの写真を、マルマンの公式ツイッターアカウントが5月下旬に投稿。
「かわいいシャッター」「どこにあるの?」といったコメントが寄せられ、いいねは3万8千を超えています。
青空と工場のシャッター!
— 【公式】スケッチブックのマルマン (@maruman_sketch) May 24, 2023
気持ちいいー!! pic.twitter.com/JhTzG9Yr4w
「宮崎県日南市にある『宮崎マルマン』の工場のシャッターです」
そう話すのはマルマンのツイッター担当者です。
宮崎マルマンでは、図案スケッチブックをはじめとしたマルマン製品を生産。
10年ほど前にシャッターのペンキがはがれてきた際、「せっかく塗りなおすなら図案柄にしましょう」となったそうです。
宮崎の工場を訪問するたびにシャッターを撮影しているという担当者。
「今回撮影した時、前日の東京の雨とうってかわっていい天気で『気持ちいい!』と感じたので投稿しました」
宮崎の工場にかぎらず、本社のエレベーターや玄関マットにも採用されているという図案柄。
投稿が話題になったことについては、こう話します。
「何も考えず思いのままのツイートが話題になったのでびっくりしました。図案柄がみなさまに親しんでいただけていることを改めて感じることができ、感謝の気持ちと嬉しい気持ちでいっぱいになりました」
2020年9月21日に創業100周年を迎えたマルマン。
9月21日は「スケッチブックの日」として認定されているそうです。
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