ネットの話題
オシャレな包みと思いきや… 「YASUKUTE UMAI」でした
おもしろパッケージを考案した製パン会社を取材しました
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おもしろパッケージを考案した製パン会社を取材しました
一見するとオシャレなパンのパッケージ。でも書かれている文字を読むと「YASUKUTE UMAI(安くてうまい)」「NAKANAKA IINJYANAI(なかなかいいんじゃない)」となっていた――。そんなおもしろパッケージを考案した製パン会社を取材しました。
千葉県流山市に本社と工場がある「小菅製パン」。
学校給食用のパンがメインですが、千葉、神奈川、東京にある直営6店舗では小売り販売もしています。
そんな直営店で使われているパンを個包装するパッケージが先日、ネット上で注目を集めました。
アルファベットが印字されたオシャレな包装に見えますが、よく読むとこんな文字が書かれています。
「YASUKUTE UMAI(安くてうまい)」
「CHOI UMA GURUME(ちょいうまグルメ)」
「SAIHUNI IINJYANAI(財布にいいんじゃない)」
これに気づいた人がSNSで紹介すると「ダイレクトマーケティングすぎて好き」「全部読みたくなっちゃいます」といった反応が寄せられました。
「包装メーカーとの打ち合わせの場で私がポロッと言ったのがきっかけです」
そう話すのは小菅製パンの社長・小菅大輔さんです。
おいしくて安いパンが売りなので、あまりオシャレすぎるのは似合わない。
気取らずストレートなメッセージをローマ字で書いたらおもしろいのではないか、と提案したそうです。
書かれている文章は全部で8種類で、うち4つは「IINJYANAI(いいんじゃない)」が使われています。
「言い切りや強制ではなく、問いかけるかたちがいいのではないかと考えました」
1年ほど前から使っているそうですが、ここまで注目を集めたのは初めてだといいます。
「おそらく気づいていない人がほとんどなんだと思います」と小菅さん。
話題になったことについては、こう言います。
「MOTTO IINE OSHITEMO IINJYANAI(もっといいね押してもいいんじゃない)」
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