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ねじねじじゃなくてうさぎ! お正月を彩る干支のかまぼこ飾り切り
もうすぐお正月。かまぼこやはんぺんなどの練りものを製造する紀文食品が、来年の干支「うさぎ」にちなんだかまぼこの飾り切りを紹介しています。いつものかまぼこに華やかさが加わり、食卓を彩ります。
紀文のツイッターでは赤いかまぼこを使ってうさぎの飾り切りを紹介しています。
来年は卯年(うさぎ年)なので
— 紀文【公式】🍢 (@kibun_kitchen) December 21, 2022
うさぎの飾り切りを伝授します。 pic.twitter.com/IU66fRII04
「かまぼこの弾力だからこそ出来る技ですね」「お雑煮のかまぼこ用に試してみます!」「うさぎ! てっきりねじねじ飾り切りだとばかり…」などの反応も寄せられました。
手順は次の通りです。
①かまぼこを厚さ1㎝に切ります。リンゴの皮をむくように、山型の部分にそって3分の2まで包丁を入れます。白い部分を含め、やや厚めに切るのがポイントです。
②「リンゴの皮」にあたる部分の中央に1.5〜2㎝ほど切り込みを入れます。
③1.5〜2㎝の切り込み部分にかまぼこの端を下から1回くぐらせます。
④くぐらせた端を本体にそわせます。
⑤形を整えてできあがり。
ツイッターやホームページでは動画を見ることもできます。
▼動画はこちらhttps://t.co/HYl8HCKCx1
— 紀文【公式】🍢 (@kibun_kitchen) December 21, 2022
紀文食品は10月、お節料理の定番や地域の伝統料理など49品を挙げて、お正月における「用意率」を調査しました。調査対象は、各都道府県125人、計5875人の既婚女性。
49品のうち最も用意率が高かったのが、かまぼこの83.2%だったそうです。
続いて雑煮(73.5%)、黒豆(68.9%)、伊達巻(65.8%)、カズノコ(58.6%)、栗きんとん(52.2%)、昆布巻(51.3%)、エビ(46.4%)、紅白なます(43.9%)、煮しめ(43.5%)ーーの順でした。
かまぼこは、古くは平安時代の貴族の儀式や調度について記した古文書に登場します。貴族の祝賀料理の献立に「蒲鉾」の記載があります。
同社広報室によると、もともとは竹に魚のすり身をつけて焼いた「焼きちくわ」が始まりで、板つきのかまぼこが作られるようになったのは室町時代と考えられるそうです。江戸時代には蒸しかまぼこが広がり、卵の黄身や黒ゴマで色を付けるなど、製法や形が大きく発展しました。
かまぼこは半円形の形から、「日の出」の象徴として縁起物とされています。紀文の担当者は「初めてでもチャレンジしやすいので、トライしてみてください」と話しています。
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