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ネットの話題

フエキ「どうぶつのり」を注入中です ずっと見ていられる動画が話題

投稿の経緯や商品の歴史について聞きました

「どうぶつのり」の容器にのりを注入する工程
「どうぶつのり」の容器にのりを注入する工程 出典: 不易糊工業のツイッター

目次

 ロングセラー「どうぶつのり」で知られる不易糊工業(大阪府八尾市)。その製造過程を撮影した動画が注目を集めています。投稿の経緯や商品の歴史について聞きました。

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「どうぶつのり」の容器、実はイヌなんです
「どうぶつのり」の容器、実はイヌなんです 出典: 不易糊工業提供

どうぶつのりとは


 明治19年に創業した不易糊工業の代表的な商品「どうぶつのり」。

 容器は黄色いキャラクターの頭部になっていて、帽子を外すと中にのりが入っています。

 主原料はとうもろこしでんぷん100%で、安心安全にもこだわったロングセラーです。

 あの黄色いキャラクター、実は「イヌ」だということを知っていますか?

 1975年に「どうぶつのりシリーズ」として発売した当初は、イヌ、ゾウ、ウサギの3種類をラインナップ。

 その後、人気のあったイヌだけが残って現在に至るそうです。

 「だいたい5割ぐらいの方から『あのアヒルののりを使ってました』と言われます。イヌとご存じの方は2~3割ですね」

 そう話すのは企画開発室の渡辺哲也さんです。

ツイッターで話題に


 先月21日には、不易糊工業のツイッターアカウントが「工場見学動画」を投稿。

 「どうぶつのり」のイヌの頭部にのりを注入する工程を映した動画で、次々と容器が流れてきて、でんぷんのりが入っていく様子が収められています。

 この動画に対して「見てて飽きない」「顔があちこち向いてるのかわいい」といったコメントが寄せられ、いいねは2万を超えています。

 ツイッターでは、どうぶつのりを中心として商品にまつわる豆知識を定期的に紹介。

 動画の前には「フエキ糊は金木犀の香りがするんですよ」「どうぶつのりは貯金箱になります」といった投稿に反響があったそうです。

 そこから担当者が「ユーザーさんは知らなかったこと、普段見られないものを求めているのでは」と考え、のりの充填動画を投稿したそうです。

 狙いが当たって話題になったことについて、渡辺さんはこう話します。

 「日頃から『工場見学をできないか』といった問い合わせをいただくこともあり、見たいという方は結構いらっしゃるんだなと感じました。品質にこだわって作り続けていきますので、これからもご愛顧ください」

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