• 長崎バイオパークのチンチラ
• 飼育員に聞きました

　「エサやり体験300円」と書かれたコーナーで、一心不乱にエサを食べるチンチラ。これは無銭飲食なのでは――。そんな動画が注目を集めています。担当飼育員に話を聞きました。

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お金払いました、、、？？😅#チンチラ#chinchilla

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— 長崎バイオパーク公式 (@ngsbiopark) May 10, 2022

長崎バイオパークのチンチラ

　今月10日、長崎バイオパークのツイッターアカウントが「お金払いました、、、？？」というタイトルで、15秒の動画を投稿しました。

　映っているのは1匹のチンチラで、「エサやり体験300円」と書かれたコーナーにいます。

　そこには動物たちのエサがコップに小分けされており、エサをあげたい人が300円を払ってコップを手にする仕組みのようです。

　お客さんが誰もいないなか、コップの近くにたたずむチンチラ。

　ズームして見ると、コップの中に入っていた葉っぱを前脚でつかんで、勢いよくモグモグ食べていました。

　この動画に対して、「おまわりさーん、無銭飲食でーす」「これは試食です」といったコメントが寄せられ、いいねは2万7千を超えています。

無銭飲食中？のチンチラ 出典： 長崎バイオパークのツイッター

飼育員に聞きました

　「お客さんがいないとき、ときどき見られる光景です」

　そう話すのは、飼育員の山本耀一朗さんです。

　撮影場所はペットのふれあい広場「PAW（Pet Animal World）」。

　チンチラだけでなくモルモットやウサギ、オウムやインコたちもいます。

　「エサは高い位置に置いてあるのですが、チンチラはけっこうジャンプ力があるので時々のぼって食べていることがあります」

　自由に行き来できる鳥たちのエサは置いておらず、たまにコモンマーモセットがニンジンを食べていることもあるそうです。

　動画が話題になったことについては、こう話します。

　「自分たちにとっては見慣れた風景なので、こんなに注目されるとは思いませんでした。『PAW』のインスタグラムもあるのでぜひ見てください」

無銭飲食中のチンチラ？　300円の餌やり体験コーナーでモグモグ…

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