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「エビフライ」にしか見えないアザラシ もちもち君、頭と脚だけ換毛

担当飼育員に話を聞きました

エビフライみたいになったもちもち君
エビフライみたいになったもちもち君 出典: 東武動物公園のツイッター

目次

 毛が生え替わる途中のアザラシを撮影した写真が「エビフライみたい」と注目を集めています。担当飼育員に話を聞きました。

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東武動物公園のもちもち君


 東武動物公園のツイッターアカウントが3月27日に投稿した4枚の画像。

 写っているのはいずれも、3月5日に生まれたオスのゴマフアザラシ「もちもち」君です。

 毛が生え替わる「換毛」の途中で、頭と脚だけがきれいに抜けている姿は、まるでエビフライのようです。

 この投稿に対して、エビフライ以外にも「あらびきソーセージパイ」「生八つ橋」といった反応が寄せられ、いいねは3万8千を超えています。

飼育員に聞きました


 「東武動物公園で前回アザラシが生まれたのは20年以上前です。換毛のことを他の水族館の飼育員から聞いていましたが、まさかこんな状態になるとは」

 そう話すのは担当飼育員の宮本恵里さんです。

 もちもち君が母親から離乳したのが3月25日で、ゴマフアザラシは離乳に伴って換毛が始まるそうです。

 事前に「水に入ったタイミングなどでズルッと一気に抜ける」と聞いていましたが、27日朝に確認した時にはエビフライ状態に。

 もちもち君が陸上でのんびりしていたからか、頭と脚だけが抜けていたそうです。

貴重なタイミングで撮影


 その姿を見て、真っ先にエビフライを思い浮かべたという宮本さん。

 多くの人に見てもらおうとツイッターで紹介することにしたそうです。

 翌朝28日に確認した際には、一気に抜けていたため、貴重なタイミングで撮影できたようです。

 話題になったことについては、こう話します。

 「もちもちという名前は、大人から子どもまで多くの人に親近感を持ってもらえたらいいなと名付けました。今回の投稿がみんなに愛されるアザラシになるきっかけになればうれしいです」

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