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「置き配」なかった時代…どうしてたっけ?配達時間との戦いマンガに
ネクタイをなびかせた男性が汗だくで走る。荷物の受け取りに指定した時間に間に合うよう、目を見開いてダッシュするも――。そんな様子を描いた漫画「『置き配』がなかった頃のこと」が〝あるある〟だと反響を呼んでいます。
反響を呼んだのは、会社員の傍ら、漫画をツイッターで発表している青木ぼんろさん @aobonro の作品です。
「『置き配』がなかった頃のこと」という文言とともに4日に投稿されました。いいねは10万件を超えています。
冒頭は、ネクタイをなびかせた男性が「確か指定した時間帯は…」と汗だくになって走るコマ。続いて「19:00~21:00の間!」と指定した時間を思いだし、「ギリギリってとこか…さあ、飛ばすぜッ!!」と目を見開くシーンが描写されています。
「置き配」がなかった頃のこと pic.twitter.com/0nKgcFZY6A
— 青木ぼんろ (@aobonro) May 4, 2022
作者の青木ぼんろさんに話を聞くと、実際の出来事だそう。
「3年前くらいだったと思います。急な会議があり急いで帰っていました。たしかロボット掃除機を頼んでいたと思います」。ワクワクする一方、えずくほど走って家路を急いだと話します。
ところが、残念な結末を迎えてしまいます。これに対し「我慢できずトイレに駆け込んだ途端にチャイム…」という体験や、「在宅勤務の私に隙はないっ!」と在宅が普及した世相を反映したコメントが寄せられました。
青木ぼんろさんは、「みんな配達時間と戦ってきたんだなぁと思うと、やはり『置き配』って最高だなぁとあらためて思いました」と言います。
残念な結末でしたが、運送会社に「おわび」の電話をして再配達してもらったそう。
今では「置き配」サービスを活用しており、「神サービスに乾杯」と青木ぼんろさん。雨の日は荷物にビニールをかけてくれる運送会社の対応もたたえています。
ただ、「置き配」が適用されないこともあるため、「給与が上がったら、配達ボックス付高層マンションに住みたいなぁと思いました」とも話しています。
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