ネットの話題
シャウエッセンがリュックになった 断髪したのになぜ巾着型のまま?
日本ハムの担当者に聞きました
ネットの話題
日本ハムの担当者に聞きました
巾着型から長方形へのパッケージ切り替えで話題になったソーセージ「シャウエッセン」。今度はそのパッケージそっくりのリュックが注目を集めています。しかもデザインは旧タイプの巾着型です。日本ハムの担当者に聞きました。
1985年の発売当時から巾着型の袋を採用していたシャウエッセン。
「売り場で目立つ」という理由からでしたが、プラスチックの環境負荷が問題となっていることを踏まえて長方形に変更することに。
変更によってプラスチック使用量を28%減らすことができるそうです。
2月1日には「シャウエッセン断髪式」と題した動画を公開。
巾着部分を力士の髷(まげ)に見立てて、ゆかりの人たちがハサミを入れていく内容が話題になりました。
【シャウ、断髪。】
— 【公式】シャウエッセン (@schauessen_nh) February 1, 2022
37年間慣れ親しんだ
あの形とは、もうお別れ。
これまでの感謝と
プラスチックごみ削減への決意を込めて、
シャウエッセンは、断髪しました。
まげを切って、エコなパッケージへ
「 #シャウエッセン断髪式 」
公開です
協力 #日本相撲協会#はじめましてシャウエッセンです pic.twitter.com/On9JC9DRvu
あれから約1カ月、今度は「シャウリュック届いた」といった報告がツイッターに上がっています。
リニューアル前の巾着型の袋をそのままリュックにしたようなデザインで、中身が透ける作りになっていいます。
どうやらリニューアルキャンペーンの記念品で、応募した人のうち当選者180人に届けられているようです。
(ちなみに応募期間は2月18日までで、すでに終了しています)
「シャウエッセンがお世話になっている方、そしてこれからのユーザーである若者に向けて広く知ってもらいたいと思い、キャンペーンを企画しました」と日本ハムの担当者。
この「シャウリュック」、今回が初登場ではありません。
2020年と2021年のツイッター上でのキャンペーンや、店頭で商品を購入した人向けの景品として、何度かプレゼントしたことがあるそうです。
しかし、断髪祈念のキャンペーンにもかかわらず、あえて巾着型をプレゼントしたのはなぜなのでしょうか?
「今回は断髪記念ということで、巾着型パッケージの思い出にしていただきたいと考え、あえて以前の形態にしました」と担当者。
当選を喜ぶ声が上がっていることについては、「商品が愛されていること、また、37年間続いたあの巾着型包装にお客様の思い出が詰まっていることを、改めて実感しました」と話します。
もっとシャウエッセンに愛着をもってもらえるよう、新たな企画も準備中だそうです。
「パッケージは変わっても、中身とおいしさはそのままですので、これまで同様に手に取っていただければ幸いです」
1/9枚