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和菓子「干支に入れなかった猫」 十二支シリーズの追加ラインナップ
企画した狙いについて札幌の日糧製パンを取材しました
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企画した狙いについて札幌の日糧製パンを取材しました
十二支の中に存在しない「猫」をモチーフにした和生菓子が注目を集めています。その名も「干支に入れなかった猫」です。企画した狙いについて札幌の日糧製パンを取材しました。
話題になっている「干支に入れなかった猫」が発売されたのは2018年12月。
その3年前から販売していた十二支シリーズの和菓子に追加する形で登場しました。
「猫好きがいるというわけではなく、猫はネズミにだまされて干支に入れなかったという話があるので、年末年始にそのことを思い出していただけたらと企画しました」
そう説明するのは、日糧製パンのマーケティング部の担当者です。
干支にネコが入っていない理由については、神のもとに駆けつけた順番で干支を決める際に、ネズミにだまされて間に合わなかったという説があります。
商品名を決めるにあたっても、ネットで検索してもらうことを想定して、あえてストレートなネーミングにしたそうです。
2018年以降、毎年販売しているそうですが、残念ながら売り上げトップになった年はないとのこと。
「やはり一番人気はその年の干支ですね。今年もやっぱり寅の方が上回っています」
それでもネットで話題になった年は、猫を買い求める人が増える傾向にあるといいます。
「話題になるころには商品が売り切れになっている場合もあります。来年も猫は販売予定ですのでぜひ覚えておいてください」と担当者。
十二支シリーズ以外にも、疫病退散を願った「アマビエ」や、北海道にちなんだ「シマエナガ」の和菓子も販売中だそうです。
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