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解散じゃなく「海産」総選挙 北海道でおいしく便乗、ポスターも秀逸
解散総選挙に合わせた「海産総選挙」です。
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解散総選挙に合わせた「海産総選挙」です。
ホタテ養殖が盛んな北海道豊浦町。解散総選挙に合わせた「海産総選挙」を地元の観光協会が実施中です。日程も総選挙に合わせて期日前投票も実施するなど、細かな点までこだわった企画です。担当者に話を聞きました。
総選挙が公示された19日、「第2回北海道豊浦町海産総選挙」が告示されました。
投開票日も同じ10月31日で、開票は午後8時から。
20日から30日までは期日前投票も受け付けています。
いずれの投票もwebのみで、住民以外も参加できます。
「2017年に実施して好評だったため、第2回を企画しました。解散の話が出てからいつかいつかと、そわそわしながら準備してきました」
そう話すのは、噴火湾とようら観光協会の田中博子さんです。
今回の海産総選挙に届け出た8候補と、それぞれのポスターのキャッチフレーズは以下の通りです。
【ボタンエビ】体は曲げても熱意は曲げない!
【鮭】世界を旅して故郷に凱旋 明るく回遊できる社会へ 4年越しの想いをハラス
【カレイ・ヒラメ】噴火湾の華麗なる一族 左右タッグで新コンビ誕生 海底の支配者
【ウニ】トゲのない社会をめざして
【毛ガニ】フットワーク軽く噴火湾を快走 時代の殻を破る
【ブリ】噴火湾でも躍動中! 出世するぞ! 出世するぞ!
【ホタテ】今回も格のちがい(稚貝)を、見せつける
【カキ】オイ! オイ! 俺が! スターだ 口(殻)のかたさは天下一品
2017年は10候補による争いで、投票総数は2454票。
トップはホタテの752票で、2位のウニ(387票)に倍近い差をつけました。
その時に最下位争いをしたヒラメとカレイが、今回は共闘することに。
さらに、4年前に比べて水揚げ量が増えているブリが新顔として登場しました。
20日夕方時点での期日前投票は300票ほどで、今回は接戦が予想されているとのこと。
投開票日までに各候補の公約発表や、世論調査ならぬ「魚論調査」の結果発表も予定しているそうです。
「海産総選挙をきっかけに豊浦町の魅力を知っていただけたらうれしいです。もちろん衆議院議員選挙の投票も忘れずにお願いします」
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